あなたのバレンタインデーは?
チョコレートは大好きだけど、 バレンタイン・デーには、あんまり深い思い入れがない。 ていうのは、チョコレートに思いを込めるような そういう恋をして来なかったからなんだと思う。 いっしょうけんめい、祈ったり、小さなため息をついたり、 そして、色々な彩りの笑い声や涙で綴られるこの日は あたしにとって、季節の風物詩みたいなものであり、 もう一つ、密かに羨ましいものでもあった。 きっかけが神戸のお菓子屋さんの優れた企画力だったとしても それでもいいじゃない。 フツーに流れていく日常の中に、ハレの日があるのっていい。 その日にときめく素直さが羨ましい。 好きなひとをその日まで、胸の中にそっとだいじにしておく そういう恋は素敵だ。 そおいう恋ができないあたしがアノヒトに贈るのは ごく単純でbitterな・・・たとえば ガーナ・ブラックチョコレート。 ほろ苦い甘さが、自分へのbitterな思いと重なって、 あたしにはぴったりだよね・・・ なんてため息つきながら、 結局アノヒトより多く、半分以上自分で食べてしまう。
by rickiel
| 2005-02-15 04:39
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